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2018.11.18
歯周病の勉強会Column
今週末も土曜日にのせ歯科を臨時休診にさせていただいて歯周病の勉強会に行ってきました。
歯周病は虫歯と違って、病状が悪くなっていっても痛みやその他の自覚症状が出にくく、しかも一度進行してしまうと歯周病の治療をしても完全には元の状態には戻りません。
表面的には歯ぐきが健康的になっていても、歯ぐきの内側には歯を支えている顎の骨があり、その顎の骨が歯周病によって溶けてしまうと元には戻らないのです。
歯周病の治療の目的は歯周病をそれ以上進行させないように、自分自身できちんとお手入れできるお口の環境を整えることです。
それは単に歯医者さんで歯石とりをするだけでは達成できない事が多く、歯周外科処置つまり歯ぐきの手術が必要になる事があります。
生まれ持った天然の歯にまさる被せ物はないので、きちんと天然の歯を残せるように歯周病の治療を勉強し続けようと思います。
いまある歯を長生きさせるために病的な歯の抜歯が必要な場合もあります。治療によってどんな歯でもずっと生き長らえさせる事ができるという訳ではありませんのでご注意下さいね。