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2017.12.02
ツムラ 漢方薬セミナーColumn
のせ歯科から高砂市役所へ続く道沿いに生えているイチョウの葉がどんどん落ちてしまうような厳しい寒さの季節になりました。
さて、今回は大学の先輩の歯科医院で漢方薬の勉強会をしました。
漢方薬と言えば、風邪の引き始めに飲むと劇的に効く『葛根湯(かっこんとう)』が有名でしょうか。
漢方薬は生薬でもあり、生薬というのは薬効成分をもった天然の植物などから作られたお薬のことです。
なので、ロキソニンなどの工業的に精製された西洋薬よりも効果がマイルドで、乱暴な言い方をすると副作用も出にくいと感じています。
残念ながら歯科では適応できる病気が少ないのですが、治療の幅を広げるために勉強しました。
漢方は、お薬を飲む人の症状や体質に合わせて出さないと効果がでないため十分に問診が必要です。
「歯が痛い」「顎が痛い」から「痛み止めを出す」だけでは足らないのです。
漢方に対する深い知識や理解がないと手を出してはいけないなと感じました。
漢方薬を希望されるような患者様が来院されたら漢方薬に詳しい内科をご紹介する事になりそうです。